システム BIOS/UEFI とファームウェア

June 29, 2017

システム起動時の流れ

システム起動時の流れは以下の通り。

  1. 電源を入れると、システムボード ( CPU やメモリーが搭載されたマザーボード ) に搭載された、CPU とは別のチップ上でシステム BIOS または UEFI が動作を開始
  2. BIOS はサーバーに搭載された CPU やメモリの状態、外部デバイスの状態を確認 ( この時、BIOS のバージョンが古いと外部デバイスを正しく認識できないことがある )
  3. 起動デバイス ( 内臓ハードディスクや CD/DVD メディア ) の先頭の 446 バイトのプログラムコード ( ブートストラップローダー ) を読み、サーバーのメモリに書き込む
  4. CPU が起動し、メモリ上のブートストラップローダーの実行を開始
  5. ブーとストラップローダーは起動デバイスのさらに別の場所に格納されたブートローダーを起動 ( RHEL 7 では GRUB2 )
  6. GRUB2 が起動デバイスに保存されたカーネル本体と初期 RAM ディスクのファイルをメモリに読み込み、カーネルの実行を開始

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上記の図では内臓ハードディスクを起動メディアと想定しており、起動メディアの /boot ファイルシステム以下に GRUB2 に関連するファイルが保存されている。


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